今では貴重な昔ながら激レア郵便ポストを京都で発見しよう

訪れる/

世界的な観光地である、京都。

寺社仏閣やグルメだけでなく、「和」の街並みが、その人気の理由の一つでもあります。

特に、京都の中心部、祇園一帯はそうした街並みが数多く存在しています。

その中でも今回は、三条通から四条通、建仁寺まで至る、まさに祇園を貫くように通る「花見小路通」にスポットを当てます。

なんとそこには、昔ながらの激レア郵便ポストがあった・・・??

 

景観になじむ、懐かしの郵便ポスト

ご紹介のように、花見小路通は祇園歓楽街の中心を貫きます。

四条通以北は、有名なスイーツ店などが立ち並ぶモダンな風景。

しかし四条通から南へ下ると、古くから残る京都らしい街並みが見えてきます。

下って30秒ほど歩くと、景色になじんで立つ、懐かしの激レア郵便ポストが見えてきます。

花見小路 ポスト

ポストには、「日本郵便」のステッカーと、集荷時間の記された表が。

驚くことなかれ。このポストは飾り物ではなく、バリバリの現役選手なのです。

その立ち姿は、数多くの歴史を目にしてきた、どこか堂々としたたたずまい。

これまでも、そしてこれからも、花見小路の、京都の移り変わりを見守っています。

 

超激レア品??

日本郵便のホームページによると、このタイプのポストは1949年(昭和29年)に製造されたもの。

第2次世界大戦の終戦(1945年)を迎え、鉄製の物資の流通が増加したことで、明治時代以来に鉄製のポストとして全国に設置されたようです。

しかしながら、郵便物の取り出しの際に手間がかかり、時代に開発された四角型のタイプにより大幅に合理化されたため、置き換えという形で粛清を受けました。

その粛清を免れ残存している丸形ポストは、全国を探してみてもそれほど多く目にすることができるわけではない、いわゆる「激レア品」となるわけです。

 

見逃しているところがたくさんあるかも?

花見小路

お寺、神社、グルメ、街並み… 目に入りやすく、インパクトも大きい観光地に目を奪われ、今回ご紹介した激レア郵便ポストのような、小さいながらも情緒溢れる工夫を見逃してしまいがちです。

それではやはり、もったいないというのが本音です。

五感を研ぎ澄ませて街を歩くことで初めて、本当の京都を感じることができるのではないでしょうか。

この激レア郵便ポストは、そんなことを我々に教えるかの如く、今日も私たちを見守りながら、そこに立ち、役目を果たしているのです。

施設名郵便ポスト(花見小路通)
住所京都市
最寄り駅阪急河原町駅から南東へ徒歩約5分
最寄りのバス停京都市バス「祇園」

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