蹴上インクライン
開花状況
終了
例年の見頃
3月末~4月上旬
蹴上インクラインとは
琵琶湖疏水の舟運ルートの一区間として、1887年に着工し1891年に完成した傾斜鉄道の跡地です。完成後、1948年まで約57年間実用されていました。
全長は約582m、幅は約22m、高低差約36mあります。
当時は、京都と大津を繋ぐ輸送手段の1つとして船が利用されていましたが、落差が激しいところでは船が運行できないことから、台車に船を載せ、傾斜鉄道で移動させていたと言われています。
1996年に国の史跡指定を受け、当時の様子を後世に残すために形態保存されています。
蹴上インクラインの見どころ
見どころは、蹴上インクラインの線路の両脇に沿って植えられている樹木による四季の景色です。
線路の両脇にはヤマザクラやソメイヨシノが植えられており、春になると満開の桜が咲き誇り、綺麗な桜並木になります。
他の季節も、新緑の爽やかな景色や紅葉の風情ある景色などを楽しめます。
また、蹴上インクライン内は歩くことができるため、間近で四季の風景を眺められます。
施設名 | 蹴上インクライン |
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住所 | 〒605-0044 京都府京都市東山区東小物座町339 |
最寄り駅 | 地下鉄東西線「蹴上」下車 徒歩約11分 |
最寄りバス停 | 市バス「蹴上」下車 徒歩約8分 |