妙蓮寺とは

1294年に日蓮の孫弟子である日像によって創建された、本門法華宗の大本山となる寺院です。創建当時は西洞院五条にありましたが、その後何度か移転を繰り返し、今の土地に落ち着いたと言われています。
収蔵庫には、障壁画やお経など多くの文化財が保管されており、他にも妙蓮寺の僧・玉淵坊日首が作庭した枯山水庭園である「十六羅漢石庭」も有名です。

妙蓮寺の見どころ

見どころは、十六羅漢石庭と御会式桜（おしきえさくら）です。
十六羅漢石庭は、枯山水の庭園としても名が知られており、庭園の中には豊臣秀頼が奇石したと言われている「臥牛石(がぎゅうせき)」があり、永遠の仏陀を表現していると言われています。
御会式桜は、蓮如（れんにょ）が亡くなった10月13日前後に開花が始まり、お釈迦様の誕生日である4月8日頃に満開になる、珍しい桜です。花びらの中心部が濃い赤色をしており、花びらの端になるにつれて白くなるというグラデーションが特徴的です。