大豊神社
開花状況
終了
例年の見頃
3月下旬
大豊神社とは
887年に宇多天皇の病気平癒を祈願して、藤原淑子が創建したと言われている神社です。 創建当時は、背後にある「椿ヶ峰」という山中にあったことから「椿峰山天神(ちんぽうざんてんじん)」と呼ばれていましたが、1017年〜1021年の寛仁年間に現在の場所に移転されたと言い伝えられています。 後に応神天皇と菅原道真公が合祀され、1954年には京都市よりいにしえの都の古刹として「名勝地」に指定されました。 また、大豊神社は哲学の道のねずみの社と言われており、多くの参拝者が訪れています。
大豊神社の見どころ
見どころは、全国でも珍しい狛ねずみです。 大豊神社の境内にあり、末社の1つである大国社には2匹の狛ねずみがあります。左側の吽形狛ねずみは水玉を抱えており、右側の阿形狛ねずみは巻物を抱えています。 これは、水玉=子授け・安産、巻物=学問を意味しており、「出産から成長し次の世代へ受け継いでいく」という生命や人間界のサイクルを表しているとされています。 狛犬ならぬ狛ねずみなのは、大国社に祀られている大国主命の危機をねずみが救ったことが由縁と言われています。
施設名 | 大豊神社 |
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住所 | 〒606-8424 京都府京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町1 |
電話番号 | 075-771-1351 |
最寄り駅 | 市バス「宮ノ前町」下車 徒歩約3分 |