日本の歴史を見守ってきた「元離宮二条城」

訪れる 烏丸・大宮
日本の歴史を見守ってきた「元離宮二条城」

極彩色でいろどられた彫刻

極彩色でいろどられた彫刻

二の丸御殿を正面に、まずくぐるのが唐門(からもん)とよばれる、弓なりの屋根の部分が特徴的な、豪華な入口です。

鶴や亀、牡丹の花に蝶などさまざまな縁起物をモチーフにした、極彩色の彫刻が施されたきらびやかな四脚門は見事です。

二条城の貴重な建造物、二の丸御殿

二条城の貴重な建造物、二の丸御殿

残念ながら内部は撮影禁止ですが、細部までこだわった装飾が見学できます。

有名な大広間は将軍の座る方向に向けて枝を伸ばす松や、高貴な鳥とされるクジャクが描かれ、格調高い空間をつくりだしています。

防犯上、あえて音をたてる「うぐいす張り」と言われる床を、歴史上の人物と同じく踏みしめることの奇跡を感じる瞬間も味わいます。

解放された扉の向こうに広がる庭

解放された扉の向こうに広がる庭

左右対称に見える、バランスのとれた美しい松。

永代に渡って続く繁栄をあらわすような、象徴的なその存在感。

すみずみまで手入れの行き届いた庭に見入ってしまいます。

広々とした二の丸庭園

広々とした二の丸庭園

様々な角度から鑑賞できるように設計された庭で、大広間からは庭園越しに天守閣が望める構図だったのではないでしょうか。

池を囲むように建てられた複数の御殿の、どこから見ても楽しめるように作庭されています。

力強さを感じる石組みや小さな滝、どこか異国風なソテツなど様々な表情を持つ印象的な庭です。

時間をかけて歩きたい二条城

時間をかけて歩きたい二条城

城内には梅林もあり、紅梅・白梅・しだれ梅など、例年2月下旬から3月中旬頃に見ごろを迎えます。

また、桜やつつじ、土佐みずきや山ぼうしなど季節によって楽しめる花々もさることながら、秋には紅葉、黄葉も楽しめます。

施設名 元離宮二条城
住所 〒604-8301京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
電話番号 075-841-0096
最寄り駅 地下鉄東西線「二条城前」下車 徒歩約5分
URL http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/nijojo/
最寄りのバス停 市バス「二条城前」下車 徒歩約2分
営業時間 開城時間 8:45-17:00(最終入城受付16:00)
定休日 休城日 事務所まで要問合せ

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