雅な時代のなごりを感じる「神泉苑」
正面の鳥居をくぐる
![正面の鳥居をくぐる](https://kyoto-masters.com/wp-content/uploads/2017/10/45de3d5a59ea51e452aa3ae84b89ba45-1.jpg)
御池通りに面して突如あらわれる鳥居。一見、神社かと思いますが、神泉苑は真言宗寺院です。
真正面には、水をつかさどる龍神をまつった善女龍王社(ぜんにょりゅうおうしゃ)が、ちょうど神泉苑の中央となる島にあります。
街なかにあることを忘れそうな豊かな森
![街なかにあることを忘れそうな豊かな森](https://kyoto-masters.com/wp-content/uploads/2017/10/d150453634b39904030a822f0fcf9b83.jpg)
神泉苑の泉はどんなに日照り続きでも枯れたことがないと言い伝えられ、まさに「神の泉」とたたえられてきました。
いろんな時代をその水面に映してきたのだと思うと、水の色もさらに深く感じます。
珍しい回転式のおやしろは、日本で唯一のものです。
池にかかる、目に鮮やかな朱塗りの橋
![池にかかる、目に鮮やかな朱塗りの橋](https://kyoto-masters.com/wp-content/uploads/2017/10/39417b48d9248bcef437aceb5a1b2201-1.jpg)
法成橋(ほうじょうばし)は、何よりまずその華やかな色に目がひきつけられます。
天気の良い日には、青い空や木々の中に鮮明に映えて、とても印象深いシーンとなります。
水面にうつる反転した橋を、そうとは知らず鯉が泳ぎ渡ります。
願い事はひとつだけ
![願い事はひとつだけ](https://kyoto-masters.com/wp-content/uploads/2017/10/b2f9edcfbb190010cd26a167abb5bb49.jpg)
本堂側から善女龍王社側へと渡ります。
一つだけ心で念じながら渡りお参りすると、その願いは叶うといわれます。
恋愛成就の御利益があるところとしても、広く知られています。
遥かなる時を映し続ける池
![遥かなる時を映し続ける池](https://kyoto-masters.com/wp-content/uploads/2017/10/c37b5777a1a5b66b3e29f3eea0112075.jpg)
すぐ前の大きな通りを「御池通り」というのは、ここ神泉苑の池から名づけられたといわれます。
遠い昔の人たちの歓談の声が聴こえたような気がして、振り向いた視線の先では、鴨が2羽寄り添って泳いでいました。
施設名 | 神泉苑 |
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住所 | 〒604-8306 京都府京都市中京区御池通神泉苑町東入門前町167 |
電話番号 | 075-821-1466 |
最寄り駅 | JR「二条駅」下車 徒歩約10分・地下鉄東西線「二条城前駅」徒歩約3分 |
URL | http://www.shinsenen.org/ |
最寄りのバス停 | 市バス/京都バス「神泉苑」下車すぐ |
営業時間 | 拝観時間 8:30-20:00 |
定休日 | なし |
入場料 | なし |