南禅寺とは

1291年に亀山法皇が無関普門禅師(大明国師)を開山に迎えて開創された臨済宗南禅寺派大本山の寺院です。

南禅寺は日本で最初の勅願禅寺であり、禅宗の寺格である京都五山や鎌倉五山でも上位におかれるほど別格扱いの寺院です。日本に存在する禅寺の中でも、南禅寺派最も高い格式と言われています。

境内には歴史や格式がある建物や、フォトスポットで有名な水路閣もあり、京都東山の有名な観光スポットの寺院となっています。

南禅寺の見どころ

見どころは、国宝にしていされている方丈庭園と京都市内を眺められる三門です。

方丈庭園は、安土桃山時代〜江戸時代前期にかけて活躍した小堀遠州作と言われており、江戸時代初期を代表する枯山水庭園です。通称「虎の子渡しの庭」と呼ばれており、1951年に国の名勝に指定されています。

三門は別名「天下龍門」と呼ばれており、日本三大門の1つです。1628年に大阪夏の陣で亡くなった武将や兵士の慰霊のために、藤堂高虎よって寄進建立された門とされています。実際に三門の楼上に登ることもでき、楼上からは京都市内を眺められます。

施設名	南禅寺
住所	〒606-8435　京都府京都市左京区南禅寺福地町
電話番号	075-771-0365
最寄り駅	地下鉄東西線「蹴上」下車 徒歩約10分
URL	http://www.nanzen.net/index.html
最寄りバス停	市バス「東天王町下車」もしくは「南禅寺・永観堂道」下車 徒歩約10分
営業時間	12月〜2月 8:40〜16:30、3月〜11月 8:40〜17:00
定休日	12月28日～12月31日
入場料	[方丈庭園]一般:500円 高校生:400円 小中学生:300円、[三門]一般:500円 高校生:400円 小中学生:300円、[南禅院]一般:300円 高校生:250円 小中学生:150円